各サポーターの支援事例

各サポーターの支援事例

志摩サポーター

ビジネスプランの価値を証明したい
(今回支援した分野:教育・子育て)

志摩サポーター
<課題>

起業後、ビジネススクールに通いプレゼン力を高めてきたAさん。プレゼンの練習は頻繁におこなっていたので、人前で話すことには自信をおもちでしたがプランの中身については限られたメンバーからの評価・フィードバックに偏っていたため「自身のプランが現場で本当に通用するのか?」という不安を抱えておられました。そのため、専門家からの客観的な意見をもらいながらビジネスプランのブラッシュアップを図れることに大きなメリットを感じていました。

<支援内容>

まずはサポーターから審査基準のご説明を行いました。特に「神奈川県への社会・経済貢献性」は、これまでのプレゼンでは盛り込んでいなかった内容であったので、見せ方を工夫する必要がありました。サポーターとディスカッションを繰り返しながら審査項目に沿った形でプランの深堀りとストーリーの再構築を行いました。

<支援成果>

支援の過程でご自身のプランの「良さ」を改めて認識でき、逆に「欠けているところ」を発見するなど、多くの気づきがありました。そのように改めて、自分のビジネスを見直すことができたのが一番大きかったとおっしゃられていました。結果的に、受賞することもでき顧客や、金融機関、投資家など、自分の力では出会うことができなかった方々と出会えたことも喜んでおられました。

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丸田サポーター

初めての挑戦が想像もしてなかった充実感を得る経験に
(今回支援した分野:地球環境)

丸田サポーター
<課題>

少人数の技術者で運営しているため、自社の事業について社外の方に対しわかりやすく伝えることに対して苦手意識があった。技術には自信があったため、どうしても技術面の説明に偏ってしまい、制限のある文字数や時間の中で何をどのように伝えるのがベストなのか絞り込むことに苦労した。また人前でビジネスプランを発表した経験もなく、慣れていないため不安が大きかった。

<支援内容>

1次(書類)審査から計画書のブラッシュアップ支援を活用いただいた。補助金申請のご経験もあり、当事業についてまとめた計画書があったものの、情報のボリュームが多かったことから、審査項目に応じた論点でまとめ直す支援を行った。技術者視点での説明を素人にも理解しやすい見せ方と、具体性を意識して市場性や実現可能性をしっかり説明できるようにブラッシュアップしていった。

<支援成果>

少人数で経営しているため時間的余裕がなく、このような機会は今まで避けてきたが、事業の拡大を考え思い切ってチャレンジした。サポーターの支援のおかげで制限時間内に本当に伝えなければならないことを整理できたことは非常に大きかった。審査員の方の質問やサポーターのアドバイスなど客観的な意見が聞け、最終審査まで進めたことは大きな財産になった。賞をいただけたことで、発表した技術が世の中の役に立つよう精進する使命感がさらに強くなり、挑戦してよかった。

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匂坂サポーター

事業について自ら考え、心に響くプレゼンを行う
(今回支援した分野:DX)

匂坂サポーター
<課題>

初めて話を聴くオーディションの審査員に、自社の強みが顧客の困りごとを解決するのにどう役立つか、短時間でわかりやすく伝えることが課題でした。ただし、社内でビジネスオーディションやピッチの経験が少なかったため、どうやって自社の強みや想いを伝えていけばいいのか、取っ掛かりを知る必要がありました。また、実際問題として、日々の経営で時間が取りづらい中、限られた時間内で資料をまとめることも、大きな課題でした。

<支援内容>

オーディションでは、1.新規性・独創性 2.市場性・将来性 3.実現可能性 4.社会・経済への貢献性を、新規事業に絡めて説明する必要があったため、事業に対する想い、存在意義、自社の強み・提供価値を整理することから始めました。資料が出来上がると、業界に詳しくない方でも分かるような言葉・写真の活用方法、説得力を高めるための数値の提示などサポートさせていただきました。本番直前には、聴衆に効果的に訴えかけるために、檀上でのふるまい方を具体的にサポートさせていただきました。

<支援成果>

ビジネスオーディションで記載しなければならない4つの基本項目に分け、プレゼンター自ら新規事業について深く考え、頭の中を整理して表現することができました。また、事業を起こそうと考えた経緯や想いを改めて振り返っていただくことで、新規事業がいかに社会課題解決に貢献するかを再認識していただくきっかけになったと思います。事業のサスティナブル性の高さを、自らの言葉で、審査員の心に響く内容で訴求できたのではないかと思います。

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